第3回ソムリエ・ワインエキスパート試験二次試験対策講座の御案内

9/12の二次試験対策講座に集まってくださった方々、お足元が悪い中ありがとうございました。
今回ご用意させていただいたワインのテーマ
必ず特徴が出ていたら捉えたい白品種2種類
試験に出るかも?な赤品種2種類
+αで問われる可能性があるけれど難しい白品種
でした。

NZのソーヴィニヨンブランについては皆様しっかり特徴を捕らえられていたように思えます。
ドイツのリースリングに関してはほのかに白桃の香りがあるためゲヴェルツトラミネールと捉えてしまった方もいましたが、ゲヴェルツトラミネールは基本的には色は濃い目で酸は低くアルコールは高めになりやすくボディはねっとりとした厚みをもっています。その観点からいくとリースリング とはかけ離れてしまいますのでお気をつけください。
カリフォルニアのピノノワールはエレガントなブルゴーニュも連想させられるようなピノノワール でした。昨今ピノノワール の出題はあまりありません。今年はそろそろ問われるかもしれませんので他の淡い赤品種との違いをしっかりと把握していくのがいいかと思います。
今年の予想問題としてはアメリカのジンファンデルをご用意しておりました。
ジンファンデルはパターンとしては濃い赤品種ということで進めていただきたいのですがタンニンがそこまで強くないことや赤果実と黒果実が両立していることがポイントになります。いわゆる中間の赤ワインとなりうるので頭の片隅においておいてもらえればと思います。今回は黒オリーブの香りがあり、シラーやシラーズ、サンジョベーゼと間違える方が多かったですがコメントは大きくは変わらないかと思います。強いて言えばサンジョベーゼのみ香りのコメントはそこそこ変わるかもしれません。

最後にご用意していたのはミュスカデでした。
よく試験では甲州と一括りに透明系とされ、コメントも香り以外は似通ってきますが香りの部分はやや変わってきます。
たまたまあった甲州との比較でミュスカデに比べて甲州の方がかなり香りの要素が少ないことを感じてもらえたかと思います。

今回も熱心に勉強され質問も多く飛び出す講座となりました。

次回は9/26 本番同様の試験形式+3種類の予想品種となります。
次回に限りワインの本数が増えることもあり受講料を5500円に引き上げさせていただきます。

合格に向けて共に頑張りましょう!

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